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junko on: January 20 2014 • Categorized in:
歌詞
詞:キャリル・チャーチル
訳詞:松岡和子
補作詞:上野耕路
“クラウド9” is a song released by ゲルニカ and included on their second album 新世紀への運河 as track #6.
霧が立込め 夜は暗い
私は恋人と公園を散歩
僕のものになれば君は雲の上
ブランコに乗り媚薬あおり
やがて恋の翼 舞い降りて
私達を乗せて 空高く連れ去る
※クラウド9 クラウド9 雲の上は御用心
クラウド9 クラウド9 なにもかも逆様
二十五年のあいだ 相も変わらず クラウド9
十七の花婿 六十五の花嫁
リムジンのシー卜で重ねる情事
妻の恋人その子供達と
私の奥さんの恋人とがキッチンで
お料理なんてややこしい暮しぶり
※繰り返し
曲解說:
この曲は本来、同名劇劇中歌として作られた。5「少年の一番の友」と同じいきさつてある。ここでも上野と戸川の織りなすコンビネーションの妙は健在である。珠玉のような逸品と言えよう。
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junko on: January 20 2014 • Categorized in:
歌詞
詞:キャリル・チャーチル
訳詞:松岡和子
曲:上野耕路
“少年の一番の友” is a song released by ゲルニカ and included on their second album 新世紀への運河 as track #5.
人生の辛い道を とぼとぼと一人歩く
友達なんか滅多に会えない
困った時の相談相手
喧嘩の時は情に厚く
寄り添う友は滅多にみつからない
だけど一人だけ 笑顔をなげかけて
誰よりも尊い愛を注いでくれる
そんな人がたった一人
どこでどんな目に会おうとも
忘れてならない教訓は
少年の一番の友だちはお母さん
だからお母さんは大切にして
やさしく白髪をなぜてあげよう
死んでしまったら
決して代りはないのだから
どこでどんな目に会おうとも
忘れてならない教訓は
少年の一番の友だちはお母さん
曲解說:
ここて歌われている内容は、普辺的に誰もが抱く母親への思慕と思って戴いて何等差し支えない。フロイト学說的深読みは取りあえずやめて聞くことにしよぅ。
そもそもこの曲はキャリル・チャーチル作木野花演出の芝居「クラウド9」の挿入歌として作曲され、劇中素晴しい演技を見せた戸川によって歌われた。
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junko on: January 20 2014 • Categorized in:
歌詞
詞:太田螢一
曲:上野耕路
“二百十日” is a song released by ゲルニカ and included on their second album 新世紀への運河 as track #4.
上陸する台風 恐るべき風速
荒狂う風力 吹荒ぶ暴風雨
降雨量の急增 河川の氾濫
浸水家屋には 沢山の被災者
慌しい気象概況
迫り來高潮 急激な気圧の低下
觀測所のしーダーは
いさ速く急を知らせる
測侯所のラジオゾソデは情報急ある
気象台は次々に注意報を発令
迅速な救助作業は休みなく続く
防災の科學 くい止める被害
めまぐるしい気象の变化
災いは今や過ぎて
流れ飛ぶ黑雲の合闇より
こぼれす幾筋もの光
屋根でボートで 我々は見上ける
拡がりゆく無限のコバルトを
輝ける天界を
明けゆく二百十日に
曲解說:
気象の科学は目ざましい。災害を予知し、その被害を最少限にくい止めることがてきると言っても最早過言ではなかろう。
人類は気候をもその手中に収めてしまうのか?
しかし、これは人災ともいえることだが、オゾン層の破壞による?地球の温室化現象に伴う気候の激越化にどぅ対処するかが気象科学当面の課題てあろう。我々はその危機的状況の解決を心から祈ることにしたい。
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junko on: January 20 2014 • Categorized in:
歌詞
詞:太田螢一
曲:上野耕路
“水晶宮” is a song released by ゲルニカ and included on their second album 新世紀への運河 as track #3.
花びら閉じて 蕾は眠る
その身を蔓に 縛られて
遠く天竺 唐草の
朧の光も 忘れたままに
曇るる玻璃の 遥かな宇宙
幾多の月の満ち欠け見たか
幾多の星の流れた事か
ギヤマン アラウネ アウトミシオン
ギヤマン ボンタン ハナノソノ
夜ごときらめく 硝子の伽藍
苔の絨毯 花粉を零す
彼方アラビア アラベスク
蜜を吸われし 記憶も消えて
曇るる玻璃の 遥かな宇宙
幾多の月の満ち欠け見たか
幾多の星の流れた事か
ギヤマン アラウネ アウトミシオン
ギヤマン ボンタン ハナノソノ
曲解說:
失われた楽園は今でもひっそりと息づいている。草蔭に潜む妖精の如くにそれらは人目に触れる事を拒んている。心なき人の無謀な一瞥はそれらを後かたもなく搔消してしまうという、 嗚呼……。
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junko on: January 20 2014 • Categorized in:
歌詞
詞:太田螢一
曲:上野耕路
“集団農場の秋” is a song released by ゲルニカ and included on their second album 新世紀への運河 as track #2.
地にうなるコンバイン
増産されるトラクター
降り注ぐ空中散布
生み落ちる鶏卵
運ばれるミルクポット
繰り返す品種改良
大規模な機械化
目ざましい五ヶ年の成果
収穫はグラフを突き抜ける
穀物の供給は食卓に満ち溢れる
集団農場はいまや秋
変りゆくツンドラ
拓けゆくシベリア
拡がりゆく肥沃な大地よ
みわたせば黄金の稔り
宴にはコサックの歌 声高らかに唄い
夕げにはサモワールが湧き立つ
曲解說:
ある日太田はシベリア寒波に身を晒しながらはるか憂鬱の大地に想いを馳せるのてあった。その時彼の耳は収穫を祝う喜びの歌声を確かに捕えた。それが彼をしてペンを走らせた樣である。
やがて来る冬の前の束の間の喜ひ、そして待ち焦がれた春……。今日、最後の白鳥がシベリアへと帰って行った。
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junko on: January 20 2014 • Categorized in:
歌詞
詞:太田螢一
曲:上野耕路
“磁力ビギン” is a song released by ゲルニカ and included on their second album 新世紀への運河 as track #1.
繋がれた電池 回りだすコイル
描かれる磁界 飛び交わす電子
唸り出す電磁石の力
クギをクリップを
ピンをコンパスを
たわわに鉄を吸い付ける
互いに引き合うSとN
互いに離れるNとN
互いに引き合うNとS
互いに離れるSとS
回るコイル 流れる電気
マグネット マグネット 磁力のビギン
繋がれた電池 回りだすコイル
描かれる磁界 飛び交わす電子
唸り出す電磁石の力
ネジをペン先を
砂鉄をマチ針を
たわわに鉄を吸い付ける
互いに引き合うSとN
互いに離れるNとN
互いに引き合うNとS
互いに離れるSとS
回るコイル 流れる電気
マグネット マグネット 磁力のビギン
曲解說:
磁石の力とは不思議なものてある。事物に磁性を感ずるや否やたちまちのうぢにその身に引き寄せてしまう。宇宙の摂理を目の当りに見る思いてある。我々はその秘密をラテンのリズムの一つてあるビキンに託して歌ってみた。
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junko on: January 10 2014 • Categorized in:
歌詞
詞:佐伯健三
曲:比贺江隆男
“マスタード” is a song released by ハルメンズ – ハルメンズの20世紀 as track #8 and ハルメンズ – ハルメンズ・デラックス as track #7, and covered by 初音ミク in 初音ミク sings ハルメンズ as track #13
百年ほど昔から お前を搜し续けて
今ここに着いたばかりさ
マスクト・パーティー
ざわめく マン & ウーマン
さんざめく ファイアー・クラッカー
仮面に隐した うす笑い
のがしはしないさ
百秒ほど昔から お前の匈い嗅ぎつけ
狙いはついてるのさ
マスクト・パーティー
ゆらめく影の ダンシング
はじける ライズ & ブリテンズ
お前のひきつる 口もと
のがしはしないさ
パーティー マスクト・パーティー…
百年ほど昔から お前を搜し续けて
今ここに着いたばかりさ
マスクト・パーティー
ざわめく マン & ウーマン
さんざめく ファイアー・クラッカー
仮面に隐した うす笑い
のがしはしないさ
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junko on: January 8 2014 • Categorized in:
歌詞
詞:太田螢一
曲:上野耕路
“マロニエ読本” is a song released by GUERNICA and included on their first and only single “銀輪は唄う/マロニエ読本” as the first B side track. The song was included on their first album 改造への躍動 as track #13.
軒の燕が電線停り しだれ柳にこの身がなびく
あの日通いしニコライ堂
礼拝すれば熱き涙を神ぞ知れ
待てど暮らせど来ぬ人の
便りを待たぬ日とてなく
思い乱れてなを文を書く
路傍のマロニエ見るたび
貴方ときざみしマロニエの
恋の言葉 忍ばれて
切ない夢がこみ上げる
暮れる街並街燈ともり
帯がなるたびこの身が細る
小雪散れ散れ聖橋
流れに捨てた金のボタンに
小雪散れ
言うに言われぬこの心
溜息つかぬ夜とてなく
たもと揚げてなを涙する
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junko on: January 8 2014 • Categorized in:
歌詞
詞:太田螢一
曲:上野耕路
“銀輪は唄う” is a song released by GUERNICA and included on their first and only single “銀輪は唄う/マロニエ読本” as the first A side track. The song was included on their first album 改造への躍動 as track #12.
二人並んで自転車に乗れば
こもれびを浴びてスポオク光る
ハンドルさばきも巧みなものさ
木立を縫って山道行けば
ネツカチイフをそよ風揺らす
歌を唄えば朗らかに
君はあの歌 僕はこの歌
※ラララ 快速 快速
スピイドあげて
ベルを鳴らして
行こうじゃないか※
二人並んで自転車に乗れば
緑の息吹きに小鳥も唄う
ペダルかろやかグングン走る
丘に登れば遠くに見える
あんなに小さな僕らの村さ
夢を語ろう 二人の未来
君はあの夢 僕はこの夢
(※くり返し)
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junko on: January 8 2014 • Categorized in:
歌詞
詞:太田螢一
曲:上野耕路
“曙” is a song released by ゲルニカ and included on their first album 改造への躍動 as track #11.
私はさまよう トランク一杯思いで詰めて
東京の出会い タンゴ奏でるダンスホオルで
ヒイル脱ぎ捨て 夜が明けるまで踊ったものね
別れの日が来て 急を告げる生命線へ
夜の滑走路 銀の翼 飛び立つて行った
東亜の明日は 二人の定め
堅い誓ひは その日が来るまで
私はうたかた 大河の流れにこの身を任せて
再会したのは 粉雪の舞ふ大連の街
凍てつく肩に 貴方のオヲバア掛けてくれたワ
薄明かりの中 確かめあっても束の間の夢
プラットホオムで遠ざかり行く列車を見つめて
東亜の明日は 二人の定め
堅い誓いは その日が来るまで
まふすぐ登るワ 朝陽が登るワ