わたしが鳴こうホトトギス

詞:戸川純, 真部脩一
曲:Vampillia

“わたしが鳴こうホトトギス” is a song released by 戸川純 With Vampillia and included on their album わたしが鳴こうホトトギス as track #9.

雅たる春は あな曙
テツペンカケタカ※
テツペンカケタカ
千代に時を経て
ああ等身大に
かつこう かつこう
ほうほけきよ

抜けば玉散る氷の声で
わたしが鳴かふホトトギス
門前に習わぬ歌を
かつこう

窓を濡らし 天が泣く
我 雨乞ひの儀をうたふ
すわ鳴くを待たれたし
かつこう かつこう かつこう かつこう

ちゆんちゆん ぴよびよ ぴいひよろろ
雉の鳴ひても撃たれまい
ちゆんちゆん ぴよびよ ぴいひよろろ
静かな森で
揺れる樹の群れ
高く息吹は舞ふ

雅たる春を 目の当たりに
絶景なるかな
絶景なるかな
ああさふか
想ひ出したのは
子どものころ
小さきまなこに
値万金 万々金

梅に鶯 桃李は実る
いしの想ひか紅楼夢
東風ふかば にほひは渡る
雅たる春は あな曙
かつこう かつこう かつこう かつこう
テツペンカケタカ
テツペンカケタカ
テツペンカケタカ
何年経つても鳴ひてゐやふ

※テツペンカケタカはホ卜卜ギスの鳴き声

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