HYS NOISE

HYS_NOISEVHS / DVD
HYS NOISE
Released
1995.11.10
2010.12.22 (DVD reissue)
Catalog Number
COVA-4630
UNDO-005 (10′ reissue)
Price
¥3,500 (10′ reissue)
Tracklist
  1. あたしもうぢき駄目になる
  2. 本能の少女
  3. それいけ! Lolita危機一髪
  4. 思春期病
  5. Charlotte Sexeroid の憂鬱
  6. 赤い花の満開の下
  7. Lolita 108号
  8. いじめ
  9. 隣りの印度人
  10. HYS
  11. 少年A
  12. 踊れない
  13. Free Talking
  14. Love Bazooka
  15. 肉屋のように
  16. Barbara Sexeroid
  17. Punk 蛹化の女
Information

HYS NOISE is the fourth VHS and DVD released by YAPOOS. It features footage from their tour to promote their album HYS.

Transcribed from generasia. Credit by Pikirumuzu.

YAPOOS
戸川純 (Vocal)
中原信雄 (Bass)
河野裕一 (Guitars)
Lion Merry (Keyboards)
新井田耕造 (Drums)

HYS TOUR ’95
Live at:
渋谷公会堂, 7.17(一)
大阪W’OHOL, 7.28(五)
名古屋 CLUB QUATTRO, 8.6(日)

TOUR STAFF
TOUR PRODUCER : Masami Fujii(I3 Promotion)
STAGE MANAGER : Fukushima Tsutomu(I3 Promotion)
STAGE PRODUCER : Shuichi Omi(O.M.I), Hanae Shiga(O.M.I)
P.A. PLANNER & HOUSE OPERATER : Atsushi Hashimoto(TWO MIX)
P.A. MONITOR OPERATER : Takeshi Hoshi(TWO MIX)
LIGHTING PLANNER & OPERATER : Harumi Taguchi(TOKYO BUTAI SHOMEI)
INSTRUMENT TECHNICIAN : Koji Yamada(BANBI MUSIC), Shinichi Yamaguchi
VIDEO PROJECTION : PSY CORPORATION
TRANSPORT : SUNPLANT PROJECT SERVICE
STAGE CONSTRUCTER : Shichiro Kawaguchi
STYLING : Jun Togawa
HAIR & MAKE-UP : Kyoumi Suzuki(Office RIN-MOO)
CONCERT PROMOTER : STAGEFRIGHT, KYODO OSAKA, JAIL HOUSE

VIDEO STAFF
POST PRODUCTION : EIZO-TSUSHIN
TECHNICAL PRODUCER : Taizo Akiyama(IMAGE DEVICE)
CAMERA : Kei Nozawa, Toyohiko Tsuga
CAMERA(SHOTARO SYSTEM): Fuji Togawa. Hironori Ito
VE : Kunimitsu Morita(EIZO-TSUSHIN), Hidehiro Tasaki(EIZO-TSUSHIN), Hiroyuki Mizutani(EIZO-TSUSHIN)
RECORDING ENGINEER : Masanori Chinzei
RECORDING ASSISTANT : Motohiro Yamada, Keiso Watanabe, Mitsuru Shibamoto
MULTI OFF LINE : L’espace Vision
EDITOR : Yoshiaki Akabane(EIZO-TSUSHIN)

PROMOTION : Mika Hirano(NIPPON COLUMBIA), Yuki Abiko(I3 Promotion)
PUBLISHER : Roppei Iwagami(Pre-Octave)
ARTIST MANAGEMENT : Fukushima Tsutomu(I3 Promotion), Rihito Yumoto(I3 Promotion), Koosuke Mogi(I3 Promotion)
CO-OPERATION : Yoshiyuki Isono(3-D), Yosuke Nagata, Taro Nishimoto, Mori San
PHOTOGRAPHER : Keiko Sasaki, Junichi Takahashi(tetra studio)
DESIGN : Kiyoshi Inagaki(tristero design)
DESIGN EDITOR : Yoko Sasaki(NIPPON COLUMBIA)
VIDEO CLIP *HYS* PRODUCER : Keishi Kuroki(WIN’S moment)
VIDEO CLIP *HYS* VE : Masami Hayashi(REN)
SPECIAL THANKS to : YAP, FERNANDES, SATGE BARON STAFF, WIN’S moment
EXECUTIVE PRODUCER : Yuichi Kenjo(I3 Promotion), Eiichi Yamakawa(NIPPON COLUMBIA)

DIRECTOR : Masahito Morinaka

CAUTION
JUN TOGAWA COULDN’T PARTICIPATE IN EDITING THIS VIDEO FOR HER SCHEDULE.

DVD化によせて

今回DVD化されたこのライブビデオは、私にとってかなりいわくつきのものです。
つらい思い出がたくさんあります。が、内容的には基本的に良いものになっているとは思います。しかしまず第一に、私はこの頃までずっと、メンバー全員のスタイリングをしていてここでもそうでしたが、ショックなことがありました。メンバーのネクタイを一本、事務所のスタッフがツアー中に紛失してしまい、この東京公演の本番直前でそれを知らされたのです。言いづらかった、それだけの理由でした。時間があれば同じようなネクタイを同じ店に買いに行けたはずです。このツアーでは初期パンクのモッズっぽい60年代風の細身のネクタイを合わせていたのですが、仕方なく慌ててホールの近くでとりあえず売っているネクタイをさがしたのですが、サラリーマンの方用のものしかなく、更にこの頃は70年代回帰で、ぶっといオッサンネクタイしか売っておらず、男のメンバーに締めさせると本当にオッサンぽくなってしまうだろうと思い、女である私自身が締めることにしたのです。結果、私の考証不足のような中途半端なスタイリングになってしまいました。今思うと「ハサミでたてにジャキジャキと切って、無理やりにでも細身にすれば良かった!!」と思ったりもするのですが、かなりパニクっており、そこまで考えが及びませんでした。

次に、これは具体的に映像に反映されていることではありませんが、皆様にお伝えしておくことがあります。私は、ゲルニカ以外の私関連のP.Vとライブビデオの編集と音のミックスダウンには必ず立ち会ってきたのですが、当時多忙を極める中いきなり2週間の休養を与えられ、その間に私の知らないところで、編集もミックスダウンも勝手にされて終わらされており、私のもとにこのビデオが届いたのは発売されてから2日過ぎという有り様でした。ですのでジャケットデザインもタイトルさえも私の手が一切入っておりません。今だにタイトルのイントネーションすらわからないままです。
意味的にはP.Vの中の映像ノイズ効果からつけられたものだと思うのですが、その他のライブ部分等には一切映像ノイズは入っていません。私は騙されて、私関連のものづくりに参加させられなかったことと同時に、出来にも多いに不満だったのです。そのことでおかしくなり、たくさんのファンの方々やレコード会社等の関係者にご迷惑をおかけしてしまいました。しかし冒頭でも述べたとおり(ネクタイの件以外は)今見ても、映像の内容には、比較的満足しております。この頃の私や他のメンバー、現場スタッフでなければできなかったことが記録された希少な作品に仕上がっていると思います。P.Vもいつもどおり作るのが楽しくて今回も私の様々な案と全て自前の衣装やウィッグなどでギュー詰めです。P.Vの中で裁判所の階段を「不当判決」と書いた紙を持って走り降りて来るのは、現ヤプーズメンバーの山口慎一君です。そして私がMCで最後に「Y-MANIAもよろしくね」と言っているのは、当時同じ事務所所属だったP-モデルのファンの方々によるカバー•コピーバンドイベントである「P-MANIA」のヤプーズ版イベントの予定があったことを意味します。いつかやりたいな、Y-MANIA。それではヒスのビデオ(私はこう呼んでいます)をお楽しみくださいませ。愚痴つぽくてごめんなさい!

戸川純

Original Release
日本Columbia
VHS: COVA-4630
1995.11.10

※映像が粗い部分がございますが、オリジナル•マスター•テープに起因するものです。ご了承ください。hys